「カリスマ 人を動かす12の方法」 石井 裕之 三笠書房
コールドリーディング「何の下調べも無く相手の心をその場で読むこと、占うこと」という技術があります。
これだけだとなんだか怪しいようにも聞こえるかもしれません。
しかし、
この本の趣旨はコールドリーディングをビジネスに活用しようというものです。やる気が落ちている部下がいたとします。
実はやる気が出ないのは無意識の問題です。
「やる気を出せ」と言ってもそのとおりにならないのは、それが意識の部分にしか影響を及ぼすことが出来ず、無意識の部分にまで届かないからだそうです。ここでコールドリーディングの技術が効果を発揮します。
やる気の出ない部下には、営業に出かけるならやる気が出るだろうと指示をしてみます。
このように意識で出来ること(営業に出る)を導入口として、意識では出来ないこと(やる気を出す)を活性化させることができるのです。それなら相手のタイプ別に、「意識で出来ること→意識で出来ることをさせる」
アイディアを発想して提案したらいろいろなところで役に立てないでしょうか。
他にも、先ず出来ることをさせるようにして、そこからより大きな行動へ促すアイディアはいろいろなところに見られます。
顧客名簿を集めたい、としていきなり個人情報を教えて欲しいといっても教えてくれる人はそうそういません。
しかし、懸賞やニュースレターを手段に使えば送付先住所として教えてくれるものです。
化粧品のサンプルを低価格で販売し、メイン商品への購入につなげる。
無料のメールマガジンやレポートで情報の一部を公開し、興味を持たせてセールスページに誘導する。
こうした例を参考にしながら、そこから更に工夫するためのアイディアの発想ができるはずです。
2006年10月21日 アイデア・企画を生み出すための書籍 トラックバック:0 コメント:0